2007-01-01から1年間の記事一覧

『ロクメンダイス、』、『ロウフィールド館の惨劇』、あるいは私がミュージカル嫌いな理由

登場人物 座敷牢(仮名) 義兄。少女革命を夢見るも、自分が少女ではないことに気付かない程度のメルヘンは持ち合わせている。メンヘル。 半名(仮名) 義弟。挙動不審時に見せる桂馬のような動きに定評が。「腰抜け」と言われるとキレるバック・トゥ・ザ・…

12・28日記

あらすじ:たまにはライトノベルの新刊棚でも冷やかすか……と本屋に赴いた私だったが間が悪かったらしく、件の棚にはジェットストリーム談笑する婦女子のみなさんが。これには新幹線のトイレに入るたび、バスケットボールに左手をそえるたび、TSUTAYAの18禁コ…

『インテリジェンス 武器なき戦争』(手嶋龍一・佐藤優)

面白かったです。 謀略で一番うまいやり方というのは、相手に全体像を組み立てさせることなんですね。人間は、自分で組み立てたものは可愛がるからです。ジグソーパズルを完成させた人がそれを喜んで飾るのも、そのせいでしょう。ひび割れの入っていない一枚…

たたずまいはすでに一流

上の人はベイスターズファンに大変評判の悪い近藤昭仁監督であり、私が「たたずまいはすでに一流……」だと言えるのはせいぜい自室か駅前のコンビニ・近所のトレーニング施設ぐらいであり、原宿や渋谷・代官山あたりでのたたずまいはすでに不審者……であること…

NO学習

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/index.phpにたまに出てくる「天賞堂」(森先生御用達の鉄道模型などを扱うお店)という単語を見かけると、ほぼ必ず「天皇賞?あ、天賞堂ね」となってしまう。「天皇賞」も「天賞堂」左右対称だから……というのは言い訳で…

ガリレオ最終回

テレビをつけたら丁度はじまったところであり、どうやら今日で最終回らしいということで初視聴。どうやら犯人はヤス、じゃなくて犯人役はクメさんらしい。ニュースステーション! ちなみに原作は未読。 いわゆる「月9」枠のテレビドラマを生まれてはじめてち…

タモリ倶楽部・しゃっくり

秋葉原ダイナミックオーディオにてダイナミックショッピングの巻。ゲストは堀部さんとまさかのコブクロ。イヤホン・ヘッドホンにはどんなに出しても数千円レベルの私には遠い、遠い話題でしたが、コブクロの二人の本気ぶりが面白かったです。空耳は2作品、う…

思いついたことそのまま書いちゃいました

橋口たかし先生の新作『最上の命医』には相変わらず"取材したことそのまま書いちゃいました"感といいますか、リアリティが高くて地味な元ネタに主人公の超絶一芸を加えて派手さを補う近年流行りのメソッド*1を感じるのですが、編集の人はやっぱり元『ジャぱ…

プヲタの尚典はせつなくてプロレスの事ブログに書こうとすると原稿用紙4枚分も書いちゃうの

あらすじ:プロ野球もシーズンオフ。われらがタコさんこと、横浜ベイスターズの鈴木尚典選手(以下、タコさん)もblogを若干積極的に更新してくれていてファンとしてはうれしい限り。しかしそのタコさん、以前からチームメイトの「ハマの番長」こと三浦大輔…

まだはじまってもいねーよ(総会屋的に考えて)

「ばかやろう。まだはじまってもいねーよ」がけだし名言であることは既に常識ですが、同じ「はじまってもいねーよ」というフレーズでも文脈というか、時と場合によってはすべらないフレーズになるというお話。吉田豪のコラムの花道@TBSラジオ・ストリーム20…

K-1グランプリ決勝戦

シュルトさんスリーピートなのにこの盛り上がらなさはなんなのかと。シュルトさんは総合の試合では割と名勝負製造機なのにねえ(その代わりか、けっこう負けてるけど)。総合に比べるとそれほど腰の重さは要求されないK-1にマッチした、ということなのかな。…

タモリ倶楽部

東京メトロ全面協力。地下鉄貸切の巻・後編。個人的に好きな千代田線の6000系がフィーチャーされていて心踊りました。というか、あれって6000系だったのかっていう。色々あった体験企画では南田・ダーリンハニー吉川・タモリの車内アナウンスがツボでした。…

ノア中継60分スペシャル

小橋・高山組 v. 三沢・秋山組@小橋建太復帰戦。ゲストは小橋選手の復帰に涙をこらえるのに必死なくらいガチでプロレス好きの仁志選手(横浜ベイスターズ)、解説は本田さんでした。試合はというと、やっぱ小橋選手は凄かった。戻っていた。だから社長も秋…

タモリ倶楽部

東京メトロの電車を貸し切って南北線とか千代田戦とかを色々連絡して都内をV字に横断しようの巻。ここまでするか東京メトロというか、これまでタモリ倶楽部が鉄道に注ぎ込んできた愛情を考えればさもありなんというか、ちょっとこれはさすがに羨ましい……とい…

静謐な終わり『クレィドゥ・ザ・スカイ』(森博嗣)

それが、本当に嘘の話なのか、尋ねようかと思った。彼女も、もしかしたらきいてほしかったのかもしれない。でも、きっと、もちろん嘘だよ、と答えるだろう。仕事の関係で、こんな作り話をいつも用意しているのかもしれない。作りながら嘘の話をしているうち…

タモリ倶楽部

台風20号が接近するなかキノコ狩りをしようの巻。ゲストはホンコンさんとFUJIWARAの二人と誰か。普段は公務員だというガイド役の素人さんがキノコ狩りのコツを聞かれて「なるべく大勢で、あらゆるところを探す」みたいなミもフタもないことを言ってて面白か…

ただの投手ではなかったんだぜ、5年前も。

プロ野球新人選択会議(ドラフト会議)の大学生・社会人ドラフトは19日、東京都内のホテルで行われ、1巡目で東洋大の大場翔太投手の抽選に外れた日本ハムは多田野数人投手(元3Aサクラメント)の交渉権を獲得した。(中略)米大リーグ経験のある多田野…

オヤジィ、とっとと寝ちまいやがって、損したな、ザマァ見ろ!!

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51170231.html 個人的には村田英次郎を推したいです。時代を代表するような王者と二度も引き分けながらも結局世界チャンピオンにはなれなかったプロボクサー。特に一度目の引き分けとなったルペ・ピントール戦(参考記…

タモリ倶楽部

サンマを上手に食べようの巻。前半はかったるい流れも、後半にアナウンサーの勝田さんが「はらわたと尻(?)の部分は食べない」というふざけたポリシーを持っていることが発覚してからは番組が俄然面白くなったという感じでした。あと、板前さんの合理的食…

覚えていないことは、忘れようがない『元アイドル2』(吉田豪)

70〜80年代、もしく90年代ぐらいに活躍した「元アイドル」たちのインタビュー集第二弾。面白かった。吉田豪さんの本にハズレなし(自分の中では)。 吉田豪さんのインタビュー術(事前リサーチ能力)の賜物か、単に時間が経ったから喋れるだけなのか、元々そ…

sing like lie(騙るように歌う)

第二回ファック文芸部杯へのお叱りについて - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部 このエントリのタイトルがシングライクトーク(語るように歌う)からの連想だということとその訳と文法が微妙におかしい*1のは既に常識ですが、上の件について。思うと…

タモリ倶楽部

カール・ゴッチ追悼企画、ジャーマンスープレックス鑑賞会の巻。ゲストは浅草キッドの二人、吉田さん、いい眉毛の山本小鉄さん、三又さん。タモリさんのテンションが低かったです。もっと浅いのをバンバン見せていくかもっと濃く語っていくかはっきりさせた…

島根県は初戦からクライマックスだぜ!

第87回全国高等学校ラグビーフットボール大会 島根県予選 「昔ミスコンで準ミスに選ばれたことがあるのだけど、実はそのミスコンには参加者が2人しかいなかった」(大意)というネタを何かの漫画で読んだ気がするのですが、何の漫画だったか思い出せません。

意味不明の言葉たち

裏お笑い小咄板Ⅱの意味不明の言葉をよりぬくスレ - 1068358457 - したらば掲示板(2chお笑小咄板の「意味不明の言葉を書き込むスレ」をよりぬいたスレ)から私がさらによりぬいたものを。言葉マニア(バカパク*1派)にはたまらない作品群ですが、いかんせん…

タモリ倶楽部

色々なエレベーターを知ろうの巻。江川先生がゲストなのに面白かったです。江川先生は重力の「G」のことを誤変換して楽しんでましたけど。空耳はまたも安斎さん不在でTシャツが。以上。

日本選手権シリーズ第5戦

ドラゴンズファンのみなさん、おめでとうございます。 完全試合中の投手を代えた落合監督に殊能先生ブチギレ(11/1)の件。 実は豆ができていた?の件についてはスルー。 個人的には「さすが落合!おれたちに(以下略)」と思いました。というか試合見ていて…

オーシマになれなかった人のために

それは私であり、あなただ。 まあそれは私三流の法螺というか欺瞞ですけど、これだけの反響があるのは凄いですね。びっくりした。願わくば、この反響を受けてか何かの拍子かで、いつかどこかにオーシマさんが降臨して「ス スゲェ 俺たちのblogがオーシマさん…

お前の中に棲む悪魔が見てえんだよ!!『NHK中学生・高校生の生活と意識調査』(NHK放送文化研究所)

文章は『NHK中学生・高校生の生活と意識調査―楽しい今と不確かな未来』(NHK放送文化研究所編)の伊集院光v.尾木直樹対談の伊集院発言より、画像は『魁!!クロマティ高校(1) (講談社コミックス)』(野中英次)より引用。けだし名言である(両方とも)。 昔は…

タモリ倶楽部

半田くんプレゼンツ・インストゥルメンタル歌謡曲を聴こうの巻。ゲストは山田さん、近田さん、クリスさん。半田くんのクオリティの高さに圧倒されました。まさか、ここまでとは……安斎さん不在の空耳は耳かき×2。以上。

続・板垣先生のコメント

今回の件で俺は亀田家に手の平返すつもりはない。銭も受け取ってない! 週刊少年チャンピオン48号より。ちなみに先週のコメントは「さすが悪ガキ大毅。君は一流の取材対象だ!」。まあ板垣先生にとって、色々問題はあっても自分の作品のファンが、かつて自分…