まだはじまってもいねーよ(総会屋的に考えて)

「ばかやろう。まだはじまってもいねーよ」がけだし名言であることは既に常識ですが、同じ「はじまってもいねーよ」というフレーズでも文脈というか、時と場合によってはすべらないフレーズになるというお話。吉田豪のコラムの花道@TBSラジオ・ストリーム2007年12月10日放送分より。
あらすじ:ミッキー安川さんのラジオ番組に呼ばれた吉田さんは……(以下、強調部は私)

吉田「黒社会の話とか聞いたら、生放送でどんどんそういう話はじめて、さらに(ミッキー安川さんが)衝撃告白、「俺が総会屋やってた頃はよ〜」え〜!やってたんですか!って。一回行ったことあるらしいんですよなんか。「連れられて行ってよ、そんで意味わかんないんだけど賛成とか反対とかしたら、「まだ早いよまだ何もはじまってないよ!」って言われてさ」デタラメ過ぎる(笑)いい話(笑)」


株主総会中に総会屋の知人に言われる「まだ何もはじまってないよ!」。冷静に考えると、一回だけ連れていかれたのだからツカミの「俺が総会屋やってた頃はよ〜」は厳密にいうとホラなのですが、面白すぎてもう真偽なんてどうでもよくなりますよね。そのほかにもミッキーさん話としては三島由紀夫と胸ぐらをつかみあいのケンカをした話*1や、ロス事件の三浦さんを激怒させて水をかけられた話(ミッキー安川 - Wikipedia参照)など、すべらない話には事欠かない、かなりの大物のようです。

*1:吉田「ホテルでショーやってるときに楯の会のメンバーがズラーっと制服着て並んでて、そこに知り合いも何人かいたんで「お〜なんだそんな格好して、今日はなんだ?ガードマンの集まりか?」というブラックジョークを(ミッキーさんが)言ったら「なんだと貴様ぁ〜!」と三島由紀夫が後ろにいて……」