思いついたことそのまま書いちゃいました

橋口たかし先生の新作『最上の命医』には相変わらず"取材したことそのまま書いちゃいました"感といいますか、リアリティが高くて地味な元ネタに主人公の超絶一芸を加えて派手さを補う近年流行りのメソッド*1を感じるのですが、編集の人はやっぱり元『ジャぱん』担当で現『ワイルドライフ』担当なんでしょうか。
サンデー - イン殺 - xx


「リアリティが高くて地味な元ネタに主人公の超絶一芸を加えて派手さを補う近年流行りのメソッド」について「名前募集中」とのことなので考えてみたのですが、「画蛇点足メソッド」はどうでしょうか。「画蛇点足」の由来は唐の時代、今にも壁から抜け出してきそうなリアルな蛇の絵を壁にスプレーペンキで描くことで知られていた暴走族「亜那今堕(あなこんだ)」の下部構成員が調子に乗って壁の蛇に足を書き足したところ、たちまち稲妻が走って壁が壊れ、蛇は瞬く間にすばやく蛇行して去って行った、というオレ故事による。で、何の話でしたっけ。