お前の中に棲む悪魔が見てえんだよ!!『NHK中学生・高校生の生活と意識調査』（NHK放送文化研究所）

文章は『NHK中学生・高校生の生活と意識調査―楽しい今と不確かな未来』（NHK放送文化研究所編）の伊集院光v.尾木直樹対談の伊集院発言より、画像は『魁!!クロマティ高校(1) (講談社コミックス)』（野中英次）より引用。けだし名言である（両方とも）。

昔は不良だったけど、今は頑張っているって評価があるけど、あれっておかしくないですか？むしろ、一度も不良にならなかったのに不良たちにいじめられて途中で挫折しちゃった人間のほうを応援してほしい。俺たちはまじめに人に迷惑もかけないでやってきたのに、人に迷惑をかけ放題だったやつが改心して今立派になったというと大絶賛でしょ。あんなの信じられない。不良とか、落ちこぼれとか、クラスでビリとかは分かりやすいけど、本当にきついのは、まじめに努力しているにもかかわらずクラスで10番くらい。第一志望の高校に落ちて第三志望くらいに入って、それでも偏差値55くらいのやつには、学校というのは何のケアもない。そういうまじめさは誰が評価してくれるんだろう。

「さすが「伊集院」…いいことを言う……だが「評価」って…煩わしくはないだろうかとね…考えてみたんですよ……「平穏に暮らす」ため…「まじめに努力しているにもかかわらずクラスで10番くらい。第一志望の高校に落ちて第三志望くらいに入って、それでも偏差値55くらいのやつ」の「演技」をする「高校生」がいるとしたら……そんな「高校生」が「平穏な生活」のために…普通の高校生活を送る「演技」をしている……それを……想像してしまった時……なんというか……その…下品なんですが…フフ……（以下略）」