大和田秀樹劇場

「プロデューサーが40分も遅刻した」ため、ネットラジオ収録で来たスタジオに一人で待たされることになり「寂しくて」持ってきた酒を飲んでいたら酔ってしまった大和田秀樹先生原作のアニメ『大魔法峠』のDVDが好評リリース中であることは既に常識ですが、そのネットラジオ『峠のラジオ』改め『大和田秀樹のクロスオーバーイレブン』(第57回放送分)での泥酔した大和田先生が名言連発というか、大変フリーダムで面白かったので大和田先生の発言を書き出してみます。()内は私による補足。

「え?もう(収録を)やってんですか?」
「マンガ家なんて冷たくなってナンボですからね」
「冷たくなってからのほうがマンガ売れますから」
「有名なマンガ家さんとかに帯書いてもらえますし。ボクんときは佐藤さん(主役の声優さん)お願いします!」
「(アフレコ時点でコンテまでしか作業進ませていない水島努監督について)僕がスターリンなら粛清してますよ」
「あと4時間やりますよ」
「(座っているプロデューサーに向かって)そこに座れ!」
「なんか落っことしちゃったけどわかんないや」
「来週(このラジオを)聴いて死にたくなるんでしょうね僕」
「マンガ家死亡って記事が流れたらみんな、このラジオ聴いてね♪」
「今の社会はオタクが支えてるんですよ」(この話題2回繰り返し)
「(つまみの袋が)開かないんだけどどうしましょうか。(開けてもらって)うめぇー!珍味うめぇー!」
「(自分の部屋の机に『包茎手術の危険』という新聞の切り抜き記事が置いてあったが誰がそれを……というメールに対して)大丈夫ですよ。ボクも包茎ですよ」
「休日?んなもんないですよ。マンガ、マンガ、マンガ書いて休みの日にマンガ書く。それがマンガ家の暮らしですよ」
「(DVD発売の告知中に)DVDは出ません!」
「こんな原作者ですが何か」
「(えびせんを手にしながら)ポテチですが何か」「(指摘されて)うわー!」
「(月刊少年エースで『超・超・超・大魔法峠』が連載中との告知に)マジっすか!」
「(今日はどうでしたかと聞かれて)どうもこうもねえよ!」
「まぐろうめぇー!」
「ボクが酒を飲んでると思って君らボクにナメた口きくけどそんなことはないんだ、ボクは全然酔っ払ってないんだ」
「(先生これ何本に見えます?と聞かれて)指!」


大和田先生、最高です。
あと、この第57回の放送では、プロデューサーの伊平さんも「セブンイレブンでおでんを買ってきて、チクワがあって、このチクワはまさにストローのようだなあと思って、汁吸えんじゃねと思って(笑)吸って、ちょ、おわーって(笑)」という鉄板バカエピソードを披露したりと、私がネットラジオを聞いていてこんなに笑ったのは初めてというくらい爆笑ものの放送なので、読者諸賢はサイトのバックナンバー配信リストから消える前に聞くべきだと思いました。


追記:9日更新の第58回放送で大和田先生から、

「さて、何から謝りましょうか。僕が死ねばいいんでしょうか。どんな死に様をしたら、みなさん納得していただけますか。何を言ったかまるで覚えてないので、ある意味新鮮にラジオを聞けましたが、そんな新鮮さいらんわ!(中略)かくなる上は、腹を切るしかないかなーと虚ろに考えています。ではみなさん、また来世♪」


というメールが来ていたそうです。「ある意味新鮮にラジオを聞けましたが、そんな新鮮さいらんわ!」ノリツッコミ……!ちなみに大和田先生は収録後寝てしまったそうなのですが、寝言はQED……QED……」だったらしい。どんな寝言やねん。


さらに追記:大和田先生って高学歴なんですね(東北大学工学部*1卒)。


さらにまた追記:大和田先生が角川書店から3月20日に創刊予定の新雑誌『コミックチャージ』に『大和田秀樹劇場』を連載予定だそうです(このページの「媒体資料(pdf)」参照)。


大魔法峠 IV [DVD]

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*1:工学部というのは第57回の放送で2回言ってた