『世界の紛争地ジョーク集』(早坂隆)

湾岸戦争のピンポイント爆撃で誤射を指摘された米軍の担当官が「死んでいるのがゲリラで生きているのが一般市民です」と説明する凄いネタがいしいひさいちのマンガにあって、そういう不謹慎なのを期待したのだけど、そこまで不謹慎なのはなかなかなくて割とライトな感じであった。例によって気に入ったのをいくつか引用。


イラクネタ。

◎誰が助かった?
問い:フセイン大統領とアジス副首相とサハフ情報相がいた宮殿に、トマホークミサイルが落ちた。助かったのは誰か?
答え:イラク国民。(P11)


ある意味鉄板の「ロシア人meets酒」ネタ。

エリツィン親子の会話
エリツィンとその息子が喋っていた。
息子「お父さん、酔っ払うってどういう感じなの?」
エリツィン「そうだな。そこにコップが二つあるだろう?それが四つに見えたらそれが酔っ払っているということだ」
息子「なるほど。でもお父さん、コップは一つしかないけれど?」


◎地球最後の日
明日で地球が滅亡するという日。
日本人「今日中に仕事を終わらせなくては」
イタリア人「愛人と共に過ごそう」
ロシア人「今日はいくら飲んでも二日酔いはないわけだ」(P64)


世界の紛争地ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の紛争地ジョーク集 (中公新書ラクレ)