『プチクリ!―好き=才能!』(岡田斗司夫)

プチクリ!―好き=才能!

プチクリ!―好き=才能!

「真に優れたクリエイターが存在するには1000人の中堅と1万人の新人、そして100万人の同人クリエイターが必要」みたいな穿った見方もできないこともないけど、著者自身の経験に裏打ちされた表現することの楽しさ、苦しさが上手く書かれている良書だと思う。
余談。版元も同じだし、『キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法』と編集者が同じなのかなと思ったけど、違うらしい。でも、二つとも、同じタイプの本であることは間違いないようです。『プチクリ』を担当した編集者さんのblogによると、最近は、

また、今年は「イラストエッセイの年」でもありました。「キッパリ!」「ダーリンは外国人」の作者が続々と続編を出し、いずれもヒット。今や、実用書業界では「ぱっとみてイラストが多いものが売れる」という傾向が常識となっています。

ということらしい。ジャケ買いが増えているということなんでしょうかね。