上手なファックのやり方教えます―『上手なミステリの書き方教えます』(浦賀和宏)

各章のあらすじ。


Chapter1:オタクがいじめられる
Chapter2:オタクが非モテの実情を語る
Chapter3:浦賀先生がオタクと萌えとライトノベルと西尾先生とファウスト賞と流水御大をまとめてファックだー!
Chapter4:男が触手にファックされる(それも物理的に)。最後はちょっといい話ふうに〆。


読む気を削ぐあらすじで申し訳ないですが、あながち嘘を書いているわけでもないのが恐ろしい所で。
で、Chapter3が。オタクと萌えとライトノベルファックについては各自で読んで、西尾先生とファウスト賞ファックについてはこのページを参考にしていただくとして…

世の中にはこういったくだらない文章の装飾や、一行の文字数をいかにコントロールするかに血道を上げている作家がいる。(中略)自分の小説の欠点を誤魔化すためにそういった小賢しいことをしているのなら仕方がない。(P146)


一行の文字数をいかにコントロールするかに血道を上げている作家=たぶん流水御大を、「小賢しいことをしている」と一刀両断。清涼院流水両断。講談社ノベルス愛が高じてとはいえ、(筆が)勢い余って流水御大までファックするとは、浦賀先生はガチ。


あとファックで思い出しましたけど、ファック文芸部のみなさんの感想も読みたいですね。誰か読んでるのかな?

なにがメイド喫茶だ、そりゃイメクラって言うんだよ!(P156)


上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)

上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)