今週の『範馬刃牙』、あるいは板垣先生の巻末コメント

まあ本編に関してはゲバジュン強いのね、ぐらいしか言うことがなくて、
注目は板垣先生の巻末コメントだったわけで…

興毅よ。退(さ)がるな! へらず口のチャンスだ!
稀代のヒールとして客を呼べ!


主旨は「最後まで生意気でいてほしい」という以前の発言と同じ。さすが板垣先生、一貫してますね。
「客を呼べ!」あたりの文言には「まだ叶っていない夢は?」という質問に「あ、それは(単行本売り上げの)トップ取ってないってことですよ」と即答するような、「やっぱりプロなんだから客を呼んで(読者に読まれて)ナンボでしょ」的な板垣イズムを感じます。


でも、板垣先生にも「負けた時に何を見せるのか」が見れるかもと思っていたのに見られなかった不満はもちろんあっただろうから、そこらへんで溜まったものをマンガのほうに昇華させてほしいと思いました。