あまりにも、あまりにも軽やかな青春小説――『砂漠』(伊坂幸太郎)

仙台に住む大学生たちの4年間を描いた青春小説。
意外にも、伊坂幸太郎の作品で大学生が主人公というのは初めてらしい。


普段はミステリ色の強い作品で当代随一の軽快さ見せる伊坂幸太郎だが、
本作においてもその軽快さは健在。また、相変わらず登場人物も魅力的なので、
楽しく読めた。本当に上手い作家さんだと思う。


しかし、表紙の男は『RIN』の主人公、石川リンに似てません?ちょっと目が違うか。


砂漠

砂漠


RIN(1) (ヤンマガKCスペシャル)

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