もう時空をとらえなくてもいいんだよ

日本男子バレーの黄金期を支えた名セッター猫田勝敏さんは死の直前の病床、痛みと幻覚症状に苦しみながらも手で三角形(トスの形)を作っていたそうです。
ところで、天下の朝日新聞テレビ欄『試写室』に「若干の照れが見え、ある種の救いを感じる」なんて書かれて、スタッフの人にもっと自然に言えるように一日千回練習しろみたいなことを言われているであろうDr.レオンさんも、崇徳上皇の崇りか何かで夜中うなされていたら、崇りに苦しみながらも「時空をとらえました……時空をとらえました……」と呟き続けるであろうことは想像に難くありません。その時は、「もう時空をとらえなくてもいいのよ」と言ってあげてくださいね、奥さん。