ファック文芸部杯参加作品ぜんぶ
ぜんぶよんだ。桐野夏生が何かの文学賞の選評で「読んでいてこの作品の主人公にムカついたけど、そういう風に読み手の感情を動かすのは評価すべきだと思ったから評価した」みたいなことを書いていたような書いていなかったような気がしていて、まあとにかくその種の意見に「それはそうだな」と思ったのを覚えている。
で、ブックマーク。したんですけど、しなかったものの中にも面白い作品(無差別級のプロフィールとか)もそうでない作品もたくさんあったなかで、ブックマークしたかどうかの基準はそういうことです。ブックマークした作品と簡単な感想は下。
- 軽量級
- 白球と口論
- 笑った。どっちに転んでも面白いのもポイント高いです。ブックマーク。
- 白球と口論
- 中量級
- 旅ナビ味覚探訪 第4回「海綿体」
- 書き出しの一行が白眉(残りは蛇足もいいところ)。でも、好きなんだ。ブックマーク。
- ドドドドドドとか、バカじゃねえの。
- いささか教科書的ではあるが、読んでいて「油断がならない」と感じさせる良い文章。ブックマーク。
- 旅ナビ味覚探訪 第4回「海綿体」
- 無差別級
- 純情決闘史
- フカボリホネのニオイがするよ!フカボリホネのニオイがするよ!ブックマーク。
- インサツ様が見てる 〜これがホントのブンゲイ部!?〜
- 読んでいてPCからLANカードを「ハードウェアの安全な取り外し」をせずに抜きたくなるような小説。「ジッペンシャーーーー!」「「イックーーーーーーーーーー!!!」」に小説全体が救われていることに気付いている人間がUAEにどれだけいるだろうか。作者に、そして自分に憤りつつブックマーク。
- 友へ
- 同手法の作品の中では抜けていると思った。ブックマーク。
- プラットホームにて
- ラストになんだかしびれた。ブックマーク。
- 愛玩動物ドルバッキー
- 底意地悪いなあ。ブックマーク。
- 純情決闘史