『六人の超音波科学者(The six supersonic scientists)』(森博嗣)

「ほう、きっちりしてますなあ」という感じの長編。


しかし、どこのVシリーズで描かれる無能(役立たず)だったり無口だったり爪を隠していたりフリルのひらひらのついた服を着ていたりする男性陣は何かの暗喩なのだろうか?
でもまあ祖父江さんに「つべこべ言ってないで、ボタン押せよ」とまで言われる立松さんはどうせ役立たずになるならこういう役立たずになりたいというか、役立たず冥利に尽きる。

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

六人の超音波科学者 (講談社文庫)