2006-06-26から1日間の記事一覧

『キマイラの新しい城』(殊能将之)

「こんなのも書けるよ」という殊能センセの声が聞こえてくるようだ。 設定が幻想に片足を突っ込んでいる*1せいか、『黒い仏 (講談社文庫)』*2などに比べると人を食ったような印象が薄い。 だからかどうかは知らないが、普通に良質のエンタメとして読める。あ…