エクストリーム、いじめ、あるいは聖火リレー

少なくとも去年より昔の話*1。全くそこまでの経緯は覚えてないんですけど、気がついたらショットバー的な所で同級生のワタナベ君と二人で飲んでいたのです。「3より大きい数は「たくさん!」状態」だった私は、あることないことを喋ってたと思うのですが、話の切れ目で急にワタナベ君が「実は俺、中学の時にいじめられてたことがあるんだ……」みたいな告白?をしてきて、そういう話題は関根君みたいな包容力とか甲斐性のある人間に振ってよ……でも渡辺君は附属上がりで実家が金持ちとの噂だし彼女(ジャイアンツの上原に激似)もいるのに、「人に黒歴史あり」だなあと思ったというか確かそう言ったのですが、ワタナベ君の話。
なんでも、ワタナベ君が受けていたというのはおおっぴらな「いじめ」ではなく、うわばきを植え込みに隠されたりカバンをさりげなく汚されたり教科書に手の込んだ落書きをされたりといった、陰日向に咲くいじめというか、まあ嫌がらせ的ないじめだったらしいのです(話を聞くと教科書の落書きの件については女の子によるものということで、ちょっとしたモテ話なのでは……という疑惑あり)。ある時ワタナベ君はどうせ置いても隠されるしキレイにしても汚されるし落書きはもういいやということで、「自分で」うわばきを隠したりカバンを汚したり教科書に落書きを書き足すようにしたという。すると、そういった嫌がらせは止んだ、らしい。さすがワタナベ君!
で、今度長野でやるとかやらないとかという聖火リレーなんですけど、このワタナベ君の発想を取り入れたらどうでしょうか。妨害行為に備えるとかではなく、式次第に自らの手による妨害行為をあらかじめプログラムしておくのです。たとえば第一走者は上島竜兵さんで、「誰もやりたくないって……どうしようか」→肥後「俺がやる!」寺門「いや俺がやるよ!」→上島「じゃあ俺も」→「どうぞどうぞ」→コース脇にボコボコ煮立ってる温泉が→「いいか、お前ら押すなよ!押すな!絶対に押すなよ!」→押される→溺れる→人工呼吸→トーチを床に叩きつけて「訴えてやる!」のコンボを決めてもらって、そんでラストは最終走者の池乃めだか師匠がボコボコにされて、「今日はこれぐらいにしといたるわ。さあ次はソウル行こか〜」と言って終わり。そういえばワタナベ君としばらく会ってない。

*1:なので話半分で。なので?